ボール投げ動作で腰痛から肥満まで改善│腰痛ドットコム
あなたはどちらの筋肉が弱っていますか?
私のクリニックには、肥満、便秘、腰痛、膝痛、肩こり、糖尿病などさまざまな悩みをかかえた患者さんが毎日やって来ます。これらの症状を改善するために実績をあげているのが、ボール投げ動作です。
やり方を説明します。まず、写真を参考に、自分の体は左右どちらの筋肉が弱いか調べます。そして、弱いほうの手でボールを投げるつもりで動作するだけです。実際にボールを投げる必要はありません。だから、部屋の中でも屋外でも、簡単に実行できます。最初は朝晩10回ずつでもOK。体力にもよりますが、慣れてきたら朝晩30回ずつが目安です。
左右どちらの筋肉が弱っているかをチェック!
右か左、多く当てはまる側の筋肉が弱っています。そちらの手を使い、ボール投げ動作をします。
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体の左右のゆがみがさまざまな不調の原因
なぜ、弱いほうの手でボールを投げる動作をすると、さまざまな症状が一気に改善するのでしょうか。それは、この動作を行うと、体の左右の筋肉のバランスがととのえられ、ゆがみが解消されるからです。
肥満の流行
あなたはボールを投げるとき、どちらの手で投げますか? かばんを、左右どちらの肩にかけますか? 力を入れて踏んばるとき、どちらの足に重心をかけますか? たいていの場合、左右どちらか決まっているはずです。これを長い間つづけると、どうなるでしょう? いつも使っていない側の筋肉がしだいに弱くなって、体の左右のバランスがくずれてくるのです。すると、関節、内臓、神経、血管など、体のあちこちに負担がかかるために、さまざまな症状や病気が起こりやすくなります。体にトラブルが出てくると、筋肉を使うことがおっくうになり、さらに体のバランスがくずれるという悪循環が起きてしまいます。
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これに年齢による筋肉の衰えが重なったりすると、どんどん運動不足になり、便秘などの胃腸のトラブルも悪化していきます。筋肉で使われずに、余ったエネルギーは肥満の原因に。体重がふえることで、高血圧や糖尿病、腰痛などの症状もいっそう悪化してしまいます。
体のゆがみを退治すれば腰の痛みも解消する
この悪循環を断ちきるのが、ボール投げ動作なのです。できるだけ全身を使って、大きなフォームで動作するのがコツ。腕だけでなく、腹筋や背筋、足腰まで、左右のあまり使われない側にある筋肉の力がつきます。
弱かった側に筋肉がつけば、もともと強い側とのバランスがとれ、体のゆがみが改善。膝や腰などの関節にかかっていた無理な力がとれて、痛みも解消します。筋肉がつけば、エネルギーが体にため込まれることなく消費されます。つらい思いをして食事を制限しなくても、肥満が解消できるし、リバウンドすることもありません。
(芦原紀昭)
ボール投げ動作のやりかた
朝晩10回ずつからスタート
効果倍増ポイント
撮影/森安照 スタイリング/澁谷美穂 ヘア&メイク/日高伸好
モデル/神成あゆみ 嵜山孔美子 衣装協力/ROXY
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